電話をしているときに雑音が入る、買った覚えのないタップがささっているなど、もしかしたら盗聴器があるかもしれないと心配になっている方に、意外なものを使った、自分でもできる盗聴器の発見方法を1つ紹介したいと思います。
用意するものは「FMラジオ」と「テレビやコンポなど大きな音を鳴らせるもの」だけです。なぜFMラジオなのかというと、盗聴器の中にはFMラジオの周波数と同じ周波数を使用しているものがあります。つまり、仕掛けられている盗聴器がFMラジオと同じ周波数を使用しているものであれば、FMラジオを同じ周波数に合わせることで、盗聴器が捉えた音声を聞くことができるということです。
チェック方法は簡単です。まず盗聴器が音をしっかり捉えるようにテレビやコンポなどなるべく大きな音を出します。次にFMラジオを周波数の低いところから徐々に高くしていき、同じ音がなるようであれば、部屋の中に盗聴器が仕掛けられていることになります。
次に位置の特定ですが、FMラジオを持ったまま部屋を移動し、盗聴器に近づくと音が大きくなってきます。音が大きくなる方に近づき、最終的にハウリングを起こしたら、そのすぐ近くに盗聴器が仕掛けられていることになります。
今回の方法はあくまで、FM式の盗聴器に対して有効な方法なので、この方法を試して反応がなかったから大丈夫、ということにはなりません。盗聴の心配があり、この方法で見つけられなかったという方は。業者に依頼ししっかり盗聴器の調査をしてもらいましょう。
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