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盗聴器設置の犯人は意外と身近な人
「盗聴器」は探偵・刑事ドラマでよく出てくるのでご存知の人も多いかもしれませんが、今はそれほど特別なものではなく、「盗聴器」という名前で普通に市販、通販されているものなのです。その数20万個以上とも言われています。それほどに世に出回るようになった影響で、気軽な感覚で『盗聴』をする人も増えてきています。最近の盗聴器は一見しただけではそれとはわからいようなものもあります。特に「三穴コンセント型盗聴器」は、高感度のマイクと発信機を内蔵した盗聴器で、コンセント口に挿すことで盗聴器に必要な電源を確保できる上に、通常のコンセントとしても利用できるため、盗聴器であると疑われることもないのです。コンセントなんて一度挿したらそれほど抜き差しするものでもありませんから、ずっと気づかず使い続けてしまう可能性もあります。本当に恐ろしいですね。しかしこの盗聴器は、見ず知らずの人よりも、もっと身近な人によって取り付けられることがほとんどです。恋人、親子、兄弟、友人、時々訪れるご近所さんや仕事の同僚など、盗聴器を仕掛けるなど思ってもみない人が犯人であるケースが大変多いのです。ですから「盗聴されているのでは?」と疑問を抱いた時は、周囲の人には極力話さず、盗聴器発見の業者に依頼して調査してもらうことが大切です。