「もしかして、盗聴されてない?」ご自宅で、そんな疑いを抱いたことはありませんか?よく芸能人や報道関係者が盗聴器を仕掛けられた、というニュースを聞きます。
他人の住居へ勝手に侵入して、盗聴器を設置するのは犯罪です。また盗聴した内容を販売するのも、プライバシーの侵害として罪に当たります。
しかし、盗聴行為や内容を聞くこと自体は犯罪にはならないのです。そのためインターネットが普及した現在では、盗聴器をパソコンやスマートフォンから購入することも可能となりました。
このようにテクノロジーが発達した現代では、個人情報をいかに保護するかが社会問題となっています。私たちが個人情報やプライバシ―を守るためには、盗聴についての知識を持っておく必要があります。
今回は、初心者でも盗聴器を発見できる方法についてご紹介していきます。もしかして盗聴器が仕掛けられているかもしれない、と不安に思っている方はぜひお試しください。
まず、盗聴器ってどんなもの?
盗聴器とは、他人の会話を盗み聞きするのが目的で作られた機械です。盗聴器の中には高感度のマイクが仕込まれており、聞き取りたい音声を集めて、発信機を使って盗聴している人に送信します。
発信機の飛距離は、数メートル~数十メートルだとされています。飛距離の長いものだと、中には数キロメートルまでに及ぶものもあります。
一般的に盗聴器は、電源が取れるため家電やコンセントなどに設置されやすい、と言われています。最新の盗聴器は小型になっているので、ペン先や延長コードが盗聴器となっていることも。意外なものに盗聴器が隠されていることがあり、その発見は時代と共に難しくなっています。
盗聴器が設置されているって気づくものなの?
家で家族や友人と話していた内容を、第三者が知っていたり、部屋に見覚えのないコンセントタップを見つけたときは注意しましょう。そのほかにも、物の配置が微妙に変わっているというときがあやしいです。
誰かが部屋に入ったと思われる形跡を見つけたら、盗聴器がどこかに設置されているかもしれません。
女性は特に注意が必要です。無言電話がよくかかってくるようになるなど、何らかの兆候がある場合は、要注意です。お部屋に盗聴器がないかどうか、1度探してみることをおすすめします。
初心者でも盗聴器を発見する方法を紹介!
盗聴器を探すというと、探偵の仕事のようで難しく感じるかもしれません。しかし初心者でも、盗聴器を発見することができるのです。以下の方法なら、初心者でも盗聴器を発見することができます。
1.ラジオを使用してみる!
実はほとんどの盗聴器が、FMラジオの周波数を使って盗聴しています。FMがきけるラジオを用意して、部屋に音楽やテレビなどの音をやや大きめに流しておきます。FMラジオのスイッチを入れて、低周波から徐々に上げていきます。
盗聴器はコンセント周りに仕掛けられていることが多いので、その周辺で行うと分かりやすいでしょう。部屋に流している音と同じ音がラジオから聞こえてきたなら、部屋に盗聴器があることが分かります。
2.アプリを使用してみる!
スマートフォンやタブレットをお持ちなら、盗聴器発見アプリを使ってみてはいかがでしょうか。お持ちのスマートフォンやタブレットから、アプリをダウンロードすれば使うことができます。
ただし盗聴器で使用される電波の種類はさまざまなので、スマートフォンやタブレットの仕様によって受信できない周波数もあります。
3.目視で見つけてみよう!
盗聴器を見つける一番手軽な方法は、ご自分の目で確認するという方法です。もっとも目視による確認は、専門の機械を使った作業のようなしっかりとした調査はできません。
機械での調査をする前に、気になる方は1度ご自分の目で確認してみると良いでしょう。チェックすべき箇所は、以下のようなところです。
- ・コンセント型盗聴器 …… コンセントにA~Fといったアルファベット表記がある
- ・スマートフォンやパソコン…… 盗聴アプリ、マウスやUSBメモリに偽装
- ・電灯や置き電話の内部 …… カバー内部に空間があるような家電商品の中に混入
- ・ボールペン …… ペン型の盗聴器となっている
上記のような方法で、ご自分でも盗聴器が仕掛けられているかを確認することができます。しかし、盗聴器の外見は一見して分かりづらいことも多く、発見が難しい場合もあるようです。
自分では発見できなく不安なときは…
最近の盗聴器は巧妙に仕掛けられていることも多いため、なかなかご自分で発見が難しい場合もあるでしょう。そんなとき、私たちがより確実に盗聴器があるかどうか調査するには、どうしたらよいのでしょうか。
業者に依頼してみよう!
盗聴器は、今ではさまざまなものが作られています。コンセントやペン、マウスそっくりなものなど、一般の人にはそれが盗聴器であると見分けがつかないことも多くなっています。1番確実なのが、盗聴器発見の業者に依頼することです。
業者なら盗聴器発見用の装置を使って、効率的に発見することができます。どうしてもご自分では発見できないときや、お急ぎの場合は業者に発見を依頼しましょう。
依頼時によい業者の選び方とは?
業者の選び方ですが、費用が安いだけで決めるのは不安が残ります。探偵業の届出をしているかどうかや、どのような調査の装置を使うのかも確認しておくと安心です。機能の優れた装置なら、発見の確率も高まります。
またその業者に、実際お客様からの調査実績があるかどうかも重要なことです。盗聴器発見の業者は、個人の利用だけではありません。機密情報を狙った盗聴に関しては、業や官公庁からの依頼もあるでしょう。どのようなお客様からの調査実績があるかどうかも、チェックしておきましょう。
盗聴器発見のための機材が充実していても、実績がない業者では心もとないものです。ホームページの情報も大切ですが、1度担当者と話をしてみて信用できる業者かどうか確認してみると良いでしょう。
まとめ
今の時代では、インターネットの普及により、簡単に盗聴器が手に入るようになりました。盗聴の手段は、時代ととともに巧妙化しています。今では、なかなか見た目だけでは盗聴器かどうかが判断できないことも多くなりました。
実際、専用の装置を使わないと登頂器が見つからないことも多いと言われています。盗聴器を個人で発見することは、なかなか難しいのが現状です。
しかし、盗聴されているかもしれないと疑いを抱きながら、毎日を過ごすのは不安なものです。どうしても気になる方は、盗聴器発見の業者に依頼してみてはいかがでしょうか。